マレーシアの大学制度

大学の種類

マレーシアにも国立大学と私立大学がありますが、それは日本のように単なる経営体の違いだけではなく、学部や制度を大きく変える違いになります。

国立大学

国立大学イメージ
国立大学は地元マレー人の比率が圧倒的に高く、授業もマレー語で行われることが多い為、なかなか留学生にはハードルの高い学校ではあります。
元々国立でしか大学とは名乗ってはいけなかったことから、私立と違って一般的な大学の学部や学科が多いのが特徴です。

UniversityとCollegeの違い

私立大学は「University」「University College」「College」の3つに分類されます。
「University college」は中間的な存在とされているものの、その機能はほとんどUniversityと変わらないので、ココでは両極端のUniversityとCollegeの違いを見ていきましょう。

University

私立大学Sunway
自ら学位を与える学校のことを指し、通常の大学卒や修士号、博士号等の学位を取得する為のコースを提供しています。
もちろん国立大学もUniversityですが、数十年前までは私立の学校はUniversityを名乗ってはならなかった為、元々は職業訓練学校のようなものでした。
その為今もビジネスやホスピタリティ、IT関連等といった就職に直結する学部が多いのが特徴です。

College

カレッジKDU
Universityとは対照的に自ら学位を与えない学校を指します。
学位以外の資格とは日本で言う専門学校卒であるDiplomaが主で、基本は2年制。
日本人留学生はあまりDiplomaコースを受講しませんが、後程ご説明する「ツイニングプログラム」等を駆使して大卒資格を取得することが出来るコースも多数用意しており、
一概にCollegeだから大卒にはならないというわけでもありません。
巨大な学校組織であればUniversityとCollegeの両方を持っており、生徒さん一人ひとりの進路に合わせてこの2つを使い分けています。

海外の大学

提携大学Monash
オーストラリア等の大学がマレーシアにキャンパスを持つもので、通常英豪で大学留学すると巨額の学費がかかる為、物価の安いマレーシアキャンパスで勉強することで大幅に費用を抑えられるというもの。マレーシアに展開する海外の大学は多くの場合世界ランキングトップクラスの大学で、マレーシアで卒業しても世界トップクラスの大学卒という学歴になります。

学位について

Diploma

いわゆる専門学校卒の資格で、基本は2年間の就学で取得できます。
Universityから与えられる資格ではない為、学位ではなく、あまり日本人留学生が履修するコースではないようです。

Bachelor

学士号、つまり大学卒資格のことを指します。
日本とは違い3年制なのがマレーシアの大学課程。

大学進学準備コース

ファンデーションコースイメージ
マレーシアの大学は3年制。大学が3年制の国では大学に入るまでの教育課程が13年あり、日本は小学校から高校までで合計12年。教育課程が1年足りないので、その1年を埋める
為に1年間ファンデーションコースの授業が必要なことがあります。
マレーシアの大学ではイギリスやオーストラリアの大学と提携しており、カリキュラムもイギリス・オーストラリアの提携大学のものを採用していす。
イギリスではこのファンデーションコースはその後の大学課程進学において学部決定などに重要な役割を果たすものですので、イギリスの大学のカキュラムを採用している学科をご希望の場合はファンデーションコース受講が必須であることが多いものの、オーストラリアの大学のカリキュラム採用している学科をご希望の場合は免除されることも多く、
単純に足りないものを埋めるという要素が強いです。

進学ルート

大学入学に必要なものは最終学歴の成績と英語力です。
多くの場合、英語力が足りないことが多いので語学留学から始めるのが大半です。
よって各大学は語学コースを開講しており、英語力が足りない方はまず大学の語学コースに入り、ファンデーションコースを経て本課程入学というルートを取りますが、その他のパターンも多いので実際の進学ルートをいくつかご紹介致します。

大学語学コース → ファンデーションコース → 本課程入学

各大学が語学コースを開講しているので、その大学に進学することを前提に語学コースを受講することができます。語学コースも進学カリキュラムの一環として組み込まれている大学も多く、語学コース受講期間も決まっている場合、語学コース入学にも英語力が必要で、完全初心者の方を受け入れてくれる大学とそうでない大学があります。

他国又はマレーシアで語学留学 → ファンデーションコース →本課程入学

上記のように大学の語学コースに入学するだけの英語力がない場合、他国またはマレーシアで民間の語学学校に通う必要があります。
通常の語学留学はイギリスやアメリカ、オーストラリア等の欧米諸国が人気ですが、費用が高く、勉強時間も比較的短い為、アジア圏への留学近の主流です。
代表例としてはフィリピン留学で、全寮制でマンツーマンレッスンがあり、短期間で劇的に英語力が伸びることで知られています。
欧米諸国での留学の場合、3か月程度でやっと話せるようになるといったところですが、フィリピンですと初心者の方がIELTSコースを3か月すると大体5.0~5.5程度、場合によっては6.0というスコアを実際に取得して帰国されています。
マレーシアの大学が本課程入学に要求する英語力が平均5.5程度なので、わずか3か月で進学レベルの英語力が付く計算になります。
また、マレーシア国内での民間の語学学校は欧米諸国と同じように1日の授業時間が短く短期集中には不向きかもしれませんが、これほど大学が盛んな国ですので、多くの学校が大学進学に向けてのカリキュラムを持っていたり、大学が自ら語学コースを持つ代わりに民間の語学学校として学内に語学学校を誘致していることもあります。

本課程直接入学

既に英語力が十分で本課程入学条件を満たしている方は直接入学可能です。
その条件は学校や学科によっても大きく異なりますが、例えば英語力だけを見ればある大学の入学条件は下記の通りです。

語学コース:IELTS5.0
ファンデーションコース:IELTS5.5
本課程:IELTS6.0

英語力が十分であれば必ずしも本課程に直接入学できるわけではなく、本課程の学科が他国の提携大学のカリキュラムを採用していて、特にそイギリスの大学だった場合、英語力があってもファンデーションコースを必須としている大学もあれば、イギリスの大学でも提携先に了承を得ァンデーションコースを免除できる大学もあります。
また、オーストラリアの大学のカリキュラムを採用している学科についてはファンデーションコースを免除してもらえる確率は高いですが、本課程の入学条件として最終学歴の成績が足りない、もしくは学科によっては必須とされている教科を高校で履修していなかった等の問題があった場合ファンデーションコースを履修してからの本課程入学になります。

デュアルディグリープログラム

マレーシアの大学の最大の特徴ともいえるプログラムでマレーシアの私立大学はイギリス・オーストラリアの大学と提携していて、その大学のカリキュラムを採用することで卒業するとマレーシアの大学と提携先の大学の2校から卒業資格が授与されるというシステム。
多くのUniversityが必ずと言っていい程採用しているプログラムで、提携先の大学は各大学、コースによって異なり、多くの大学は主にイギリ提携大学とのデュアルディグリープログラムを大部分の学科に採用しており、ホスピタリティ学科等はフランスやスイスの提携大学とのデュアィグリープログラムとなっています。

ツイニングプログラム

こちらも提携大学のカリキュラムを採用していますが、3年の本課程のうち、
1+2・・・1年マレーシア+2年提携大学
2+1・・・2年マレーシア+1年提携大学
3+0・・・3年マレーシア
というように最初はマレーシアの大学で勉強し、その後提携大学に転校することを前提としているプログラムです。
上記デュアルディグリープログラムとの違いは、マレーシアの大学からは卒業資格が与えられず、転校先の提携大学から卒業資格が授与されるうものです。
英・豪の大学で勉強したいものの、学費が高すぎて実現できないという場合、部分的にマレーシアで勉強することで学費を抑えられるというのリットです。
デュアルディグリープログラムでは3年間をマレーシアで過ごすことが前提ですので、ツイニングプログラムは実際にオーストラリア等に行っ強したい方の為のプログラムです。
ツイニングプログラムには3+0という全期間をマレーシアで勉強するものもありますが、これがUniversityとCollegeの違いで、Universityは学位を授与しなければならない学校なので、デュアルディグリープログラムが主流ですが、Collegeは学位を授与しない学校なので、ツイニンログラムで提携先の大学に学位を出してもらうことによって学位を出せないCollegeでも大卒課程を提供することができるのです。傾向としてアルディグリープログラムは圧倒的にイギリスの大学が多く、ツイニングプログラムはオーストラリアの大学が多いので、オーストラリアの大ご希望の方に選ばれることが多いプログラムです。

ADTP

マレーシアでは英・豪の大学との提携がほとんどですが、アメリカのように4年制の大学に転校するプログラムがADTPです。
4年制の大学は全卒業単位のうち半分は一般教養、もう半分が専門科目となっていますので、一般教養は学費の高いアメリカで勉強せず、マレアで主に2年分の一般教養単位を取得することで費用を大幅削減できるのがメリットです。
もちろんアメリカの大学に転校することを前提としているプログラムなので、学校がしっかり進路指導をしてくれ、転校までのサポートが充実いる為、非常に高い進学率を誇り、目下アメリカ大学留学の新しい進路として急成長しているプログラムです。
このプログラムもまた、自ら学位を授与しないCollegeならではのプログラムですが、巨大な大学組織であればUniversityとCollegeを併設しるので、もし2年のADTPが終了した時点で気が変わってマレーシアに残りたいと思っても、Universityの学科に転学することも可能です。
ただし、それは4年制のプログラムから3年制のプログラムに移行することになるので、最初のファンデーションコースが免除になるのですADTP2年+本課程3年となります。そこであるCollegeではアメリカの大学とのツイニングプログラムがあり、マレーシアに残りたいという場4+0のツイニングでアメリカの大学から卒業資格を授与されるものも開講しています。

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